RIMOWAのスーツケースを選ぶとき、多くの人が最初に確認するのが「何泊用か」という表記です。確かに目安にはなりますが、実際にはそれだけで決めてしまうと「思ったより小さい」「持て余すほど大きい」といったミスマッチが起きがちです。リモワのサイズ選びでは、もう一段深い視点を持つことが重要です。
1. 荷物の“質”を先に定義する
同じ2泊でも、荷物の中身は人によって大きく異なります。衣類が中心なのか、PCやカメラなどの精密機器が多いのか、あるいは帰りにお土産が増えるのか。
リモワは内部構造が比較的シンプルなため、衣類中心なら容量効率が高く、ガジェット中心だと想像以上にスペースを消費します。荷物の「量」ではなく「性質」を最初に整理することで、サイズのズレを防げます。
2. 機内持ち込みサイズは“航空会社基準”で考える
リモワのキャビンサイズは完成度が高く人気ですが、注意したいのが航空会社ごとの規定差です。特にLCCや海外路線では、キャスターやハンドル部分まで含めた厳密なサイズチェックが行われることがあります。
「キャビン=どこでもOK」と思い込まず、よく使う航空会社の基準を先に固定してから選ぶのが安全です。
3. Mサイズは“最も用途が広いが判断が難しい”
Mサイズは3〜5泊程度に対応し、出張・旅行の両方で使える万能サイズです。一方で、「少し大きい」と感じる人が多いのもこのクラス。
判断のコツは、自宅での保管場所と移動手段。車移動が多い人には最適ですが、階段移動や公共交通機関が多い場合はストレスになることもあります。
4. Lサイズ以上は“余白を使う前提”で選ぶ
長期旅行向けのLサイズは、常にフルで使う想定だとオーバースペックになりがちです。リモワは剛性が高く重量もあるため、最初から余白を許容する使い方を前提にすると満足度が上がります。
帰路で荷物が増える、冬物衣類を多く持つ、という条件がある人には合理的な選択です。
5. 同じサイズでもシリーズ差を意識する
アルミニウム製とポリカーボネート製では、同じ容量でも体感サイズが変わります。アルミモデルは構造がしっかりしている分、中がややタイトに感じられる傾向があります。
見た目や耐久性だけでなく、「実効容量」の違いもサイズ選びでは重要なポイントです。
まとめ
リモワのサイズ選びは、「何泊用か」ではなく
- 荷物の内容
- 利用する航空会社
- 移動スタイル
- 保管環境
- 素材・シリーズの違い
これらを組み合わせて考えることで、初めて最適解に近づきます。
高価な買い物だからこそ、数字よりも使い方から逆算する──それがリモワを長く満足して使うための、最も確実な方法です。